パイピング
NV350キャラバンの内装カスタム その4

作業中のキャラバン☆
今回製作のご依頼をいただいたベッドの土台は、アンプやウーハーのインストールも兼ねています。
ところが、1BOX車で床は板張り、ラゲッジ部は内張りも無い車なんで、オーディオの配線を通すのはチョット大変です。

もちろんオーナーさんも了解の上ですが、ホルソー片手に通していきます(^_^;)

こんな作業をしてると、昔の仕事を思い出す。
私が車のカスタムに携わったのは、キャンピングカーショップが始まりです。
出張でエアコンやナビの取付をやってたころに、キャンピングカーベースのハイエーススーパーロングにエアコンやバックカメラやいろんな電装品の取付を依頼された。
一番最初の作業はいつも、新車のハイエースの鉄板にホルソーの穴を20~30個空けることから始まってました。
そのうちに電装品の取り付けだけではなく、内装や家具の製作、しまいには外装のカスタムまで一通りのことを憶えさせられた(^_^;)。
キャンピグカーの内装というのは、作り方がどこか家の内装に似ています。
必要な配線を全て通してから、下地の板を打ち付けて、その上から、ウレタン、生地を一体で貼りこんでいきます。
家具を固定する梁なんかはもちろん最初に仕込んである。
全てが一発勝負でやり直しや修正が利かない。
壁の中を通る配線のトラブルなんかは絶対に許されなかったですね。
そのころの厳しい教えが後々の作業に役立ってるような気がします。
今日からはまた寒くなるらしい。
さぁ、今日も一日頑張りましょう(^-^)